子育てについて


娘は小さい頃から新体操をやっている。

小学校のときは6年間、新体操やバレエ
で毎日が過ぎていったけど「宿題できてる?」とか「忘れものない?」なんて声
かけすること、一切なかった。

忘れたら学校で残されて練習に遅れる
から、親が言わなくても自らやっていた
のだ。

練習に遅れたくないから、という理由
はともかく

親としては楽だった。



そして息子は?


娘のときに楽をした分、このガキには
手を焼いている。

でもそう思う一方で、

少々手を焼くくらいがふつうなんかな、
と思わんでもない。

12才が、親に意見もせず従順で、大人
が扱いやすい子であるというのは逆に
何となく引っかかりもする。

親にする「口ごたえ」は、立派な意見・
主張であることもあるから、それを単
なる口ごたえと捉えるか、「主張できる
子」と考えるかでまた違ってくる。

素直、親に従順、ごまかしたり嘘を言
わない子どもは、なんか気持ち悪いと
いうのが本音だ。(そんな子、実際には
聞いたことないけど)

人を傷つけるような嘘は言語道断だけ
ど、大人になると嘘が必要な場面もある。

少々のズルさもときには必要で。

だから、

多少は騙されてやることもありなんか
なと

思ったりもする。

そう思いながらも

ついカッとなってしまうのだけど。
子どもに本音と建前を教えるのは難しい。


いろんな生き方があるし、特別な才能
があればその限りではないけど、息子
には大学まで進んでほしいと思っている。

学があるのとないのとでは、人生が変
わってくる、これは私の人生経験で実感
していることだから。

そして、今の時代やる気さえあれば勉強
も進学も、できるチャンスが誰にでもある。



社会に出ると、言い分そのものが正しい
か立派かではない。
言い分を、まわりが正しいと認めてくれ
るかどうかなんだと、子どもたちにいつ
も話してる。

馬鹿正直という言葉があるように、正直
すぎることは懸命でないこともあるし、

要領よく生きていくためには計算や駆け
引きもときには必要で、周りから認めら
れるにはセンスも要る。



人生学歴がすべてではないけど、社会に
出るにあたってまず「就職」という入口
で学歴でふるいにかけられることになる。

社会で認められるかどうかは、またその
先の話。

一流大学出身だからといってその先幸せ
人生が送れるという保証はない。
しかし少くとも社会へ出るにあたって
選択肢のは確実に広がる。

だから勉強が大事なんだと、高い目標を
持って受験する意味があるんだと、そん
な話をした。




ではこのへんで

行ってまいります。




Mai *s diary

シンプルに 美しく・・・

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